首から後頭部にかけて重苦しさや痛み、強張りや不快感・詰まった感じが起こる総称であり、「首こり」という疾患はありません。なぜ「コリ」がおきるのでしょうか?原因は様々で諸説ありますが、主に以下が挙げられます。
①長時間の不良姿勢
デスクワークによるパソコンやスマートフォンなど長時間同じ姿勢での作業は、同じ筋肉を繰り返し使用するので、徐々に姿勢が悪くなり筋肉のバランスも崩れます。どうしても体は楽な姿勢を求めるので、その結果が猫背だったりします。同じ姿勢が続くと筋肉が疲労し、その部分が硬くなります。筋肉が硬くなると血行不良になり、ますます筋肉が硬くなります。この仕組みが筋肉の「コリ」です。
②過度な運動
筋肉が疲労して血管やリンパ管が圧迫されると血流が悪くなります。そして、筋肉に十分な酸素や栄養が運ばれなくなり、疲労物質である「乳酸」の蓄積を促します。血中に残った乳酸が筋肉を酸性に傾けていき硬くなり「コリ」となります。
③精神的なストレスや緊張
ストレスや不安による緊張性の「コリ」です。仕事や学校での悩み、人間関係、家庭問題などで悩みを抱えると自律神経が乱れて血液の循環が悪くなります。首筋の後ろや背骨の左右、肩甲骨の内側はストレスからくる影響がでやすい場所です。慢性的にこれらの部分に痛みや張りを感じる場合はストレスの原因を取り除くか、身体のケアが大切です。緊張状態が長期化、慢性化していくと、コリを悪化させます。特に首の周りは自律神経が集中しているので、精神的なストレスや緊張は首・肩のコリの原因になりやすいです。
ストレートネックとは、首の骨が真っすぐになった状態のことを言います。本来は緩やかにカーブをしていなくてはいけません。ストレートネックが、首・肩コリや頭痛、めまい、耳鳴り、自律神経失調症の原因にもなることがあります。
最近では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用時間、同じ姿勢を繰り返すことが原因で多いです。スマートフォンを使用している時は、下を向いていることが多いです。これがストレートネックの原因になります。下を向くことで、首は頭を支えています。頭は大人で平均5~7㎏の重さがあります。下を向いている間、首と肩の筋肉を使って支えています。長時間その状態が続けば首と肩の筋肉が疲労し緊張し縮んでしまいます。筋肉が縮むことで首の骨が引っ張られカーブを失っていきます。カーブを失うと、首の骨が真っすぐになり、首や肩の筋肉が緊張状態になります。そのため、慢性的な肩こり、首こり、頭痛の原因になります。そうならないようにストレートネックの予防をしましょう。
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