ジャンパー膝


症状


10~20歳台のバスケットボールやバレーボールなどのジャンプ動作が多い種目のスポーツ選手に多く見られます。疼痛は、膝前面、特に膝蓋骨上下端の自発痛、圧痛として認められる

原因・特徴


ジャンプやキック、急激なストップ動作を繰り返すことによる膝伸展機構の使い過ぎで、膝蓋骨周辺に疼痛を生じる疾患です。繰り返す大腿四頭筋の収縮が膝蓋腱や大腿四頭筋腱の膝蓋骨付着部に微小断裂と修復を繰り返し生じます。

治療


レントゲンでは明らかな異常を認めない。治療の原則は局所の安静である。ジャンプ、ダッシュなど膝伸展機構に負荷がかかる動作の休止や制限を行う。大腿四頭筋のストレッチやアイシング。テーピングやサポーター。

参考文献・資料