腰椎椎間板ヘルニア


症状


腰や臀部の痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり足に力が入りにくい。疼痛性側弯といって背骨が横に曲がる。

腰痛、障害神経根支配領域に筋力低下と下肢痛や感覚低下を呈する。L4-L5高位の椎間板ヘルニアではL5神経根が圧迫され、下腿外側の疼痛、感覚低下、母趾背屈筋力の低下がある。

 

 

原因・特徴


椎間板が加齢により変性し断裂して起こります。悪い姿勢での動作や作業、喫煙が原因となりやすい。男性に多く、後発年齢は20~40歳台、好発部位はL4-L5、L5-S1。

 

 

治療


発症時は体動困難で疼痛がある。下肢麻痺や膀胱直腸障害がなければ緊急手術は必要ない。安静、内服、坐剤、物理療法、運動療法、ブロック注射により疼痛をコントロールする。

3ヵ月以上の保存療法で効果がなく日常生活の支障をきたす場合、手術適応と考えられる。

参考文献・資料