オスグットシュラッター病


症状


大腿四頭筋の過度の収縮による牽引で、膝蓋腱の付着部である脛骨粗面に疼痛や膨隆を生じる疾患である。

原因・特徴


10歳台前半の男性に好発する骨端症のひとつであり、スポーツのやり過ぎにより発症する。膝を伸ばす力の繰り返しによりこの成長軟骨部が剥離するために生じます。牽引力のかかるランニング、ジャンプ、キックなどの動作で増強し、多くは安静により軽減する。膝を最大屈曲位にさせると疼痛を認める。

治療


スポーツを制限する。大腿四頭筋を伸ばすストレッチや患部のアイシングを行う。膝蓋腱による牽引を軽減するためのバンドを装着させることもあります。

参考文献・資料